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2021年春〜秋
オンライン中華料理教室開業を目指す
元銀行員ぷーあること三村佳代です
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ハイ、引き続きビーフン研究です!
前回見逃した方はこちら
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今日は
各地で食べられているビーフン
についてご紹介します!
自分の中にあるビーフン像と
是非比べてみて下さい!
◆中国大陸10大ビーフン2020
歴史と地方性が織りなすビーフン!
私が説明するよりも上記のURLの写真を
見ていただいた方がどんなものか
お分かりいただけると思います!
麺の太さは、私たちが知っているものよりも
「太い」ものがほとんどです!
1.広東省/炒牛河(焼)
2.江西省/南昌拌粉(和)
3.湖南省/常德牛肉粉(和)
4.湖南省/衡陽魚粉(汁)
5.広東省/河原米排粉(焼)
6.四川省/綿陽肥腸粉(汁)
7.安徽省/貴州花渓牛肉粉(汁)
8.雲南省/小鍋米線(汁)
9.広西チワン族自治区/桂林米粉(和)
10.新疆ウイグル自治区/新疆炒米粉(炒)
〈調理法〉
焼:焼きビーフン、汁:汁ビーフン、和:和えビーフン
◆覚えておきたい!大御所、桂林米粉
上記の8番のビーフンです!
中国ビーフン界の中でも大御所なのが
広西チワン族自治区にある
「桂林(けいりん)」という都市のビーフンです!
桂林米粉は約2,300年の歴史があると言われており
今でも桂林の人たちに愛され続けています
なんと4,300軒ものビーフンのお店があり
旅行や出張から帰ってきたら最初にすることは
「桂林米粉」を食べることだそうです
また、中には毎日2食以上食べる人もいるほど
桂林の人たちにとってビーフンは
もはやソウルフードとなっています
麺の太さはうどんよりちょっと細いくらいで
和えビーフンで食べるのが一般的です
桂林米粉の最大の肝は
「滷水」と呼ばれるタレです!
肉を煮込んだ後のスープに
漢方やスパイスを入れて作り
お店によって味が異なります!
名前だけでも覚えておいてくださいね!
◆台湾ビーフンも目が離せない!
台湾一のビーフンの産地は
台北から列車で1時間ほどの場所にある
「新竹市(しんちくし)」
IT関連の工場や企業が集中しているため
台湾のシリコンバレーと言われている都市です
また、
新竹は風の街と言われるくらい
冬にビーフンの乾燥に適した
冷たく乾燥した季節風が吹くことから
ビーフンの生産が盛んになったといいます
「新竹米粉」
というブランドがしっかりと確立されています!
焼きビーフンが主流ですが
汁ビーフンもポピュラーになりつつあります
こちらのビーフンは私たちが想像しているとおりの
細い乾燥したビーフンです!
日本でも、「新竹米粉」を買うことができますが
購入の際に注意点があります!
それは
原材料です
中には米100%でなく
コンスターチや保存料が入っているものがあり
米よりも配合が多い場合もあります
米100%で作るビーフンは切れやすい
という欠点を補うため、また安価に製造できるため
コンスターチを混ぜているようです
こうした事態を踏まえて
台湾では2014年の7月1日以降
食品表示の新規定により
「米粉」と品名に表示できるのは
100%米の粉を原料とするもののみに限定され
米粉50%以上のものを「調合米粉」
50%以下のものを「水粉」「炊粉」「澱粉絲」
と表示することとなったそうです
台湾のビーフンを買う時は
パッケージや原材料名を
しっかり見てから買ってくださいね!
比べてみてどうだったでしょうか?
中国大陸のビーフンは想像していたものと
ちょっと違ったのではないでしょうか?
ビーフンの世界は奥が深そうですね!
今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました
また明日!
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