甘酒といったら冬に飲むイメージが
あると思いますが、
実は夏に飲んで欲しい飲み物なのです。
ということで本日は、下記をご紹介します。
✔実は甘酒は2種類ある
✔女性に嬉しい4つの効果
✔気になる甘酒のカロリー
“糀の発酵調味料”と”せいろ”で美味しいとヘルシーを両立
ギルトフリーな中華料理で食べながらキレイにを叶えたい女性に
オンライン美・中華料理教室Éclat Shifu 主宰の三村 佳代です。
LINE公式アカウントでお役立ち情報発信中
夏バテ 予防 飲み物には「甘酒」
史上最速で梅雨明けし、
体が暑さに慣れていないのに
猛暑が続く今日この頃。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
甘酒といったら、
初詣の際に冷えた体を温めるために
飲むイメージがあると思いますが、
実は、こんな暑い夏に飲んで
欲しいのがこの甘酒なのです。
まずは甘酒には2種類あるので、
解説していきますね。
甘酒は2種類あるので注意
甘酒が2種類あるというのは
余り知られていないことです。
ここでしっかりその違いについて
押さえておきましょう。
米麹甘酒
米麹から作られる甘酒
酒という名前がついていますが
アルコールは含まれていないので
子どもさんも妊婦さんも
安心して飲むことができます◎
砂糖も使用しておらず、
近年、健康効果の高さで
注目されているのはこちらの甘酒です。
私の教室ではこちらの甘酒を
手づくりしていますが、
甘酒というと名前がややこしいので
糀を使った甘酒ということで
「甘糀(あまこうじ)」と呼んでいます。
市販のものを購入するときは、
原材料名を見て、
酒粕・砂糖が入っていないものを
選ぶといいですよ。
酒粕甘酒
酒粕を水で溶き、
砂糖で甘みを調整した甘酒
酒粕の香りが特徴的で
こちらはアルコールが含まれているため
子どもさんや妊婦の方は注意しましょう。
女性に嬉しい4つの効果
米麹で作られた甘酒は
女性にとって嬉しい4つの効果があります。
早速どんな効果があるかみてみましょう。
①酵素の働きで消化・吸収をスムーズに!
麹の酵素がハサミのような役割を果たし
食物を細かく分解し
消化・吸収しやすくしてくれます。
また栄養素も細かく分解してくれるれるので
食材をそのまま食べるよりも
栄養の摂り逃しが少なくなります。
②血行をよくし美肌を促す
甘酒に豊富に含まれるビタミンB群には
血行と代謝を促進させる効果があります。
また、麹菌に含まれるコウジ酸は
シミやそばかすの原因となるメラニンを
生成する酵素(チロシナーゼ)を
抑える働きがあります。
つまり美白効果が期待できるということですね。
③腸内環境を改善し免疫力もアップ
甘酒にはレジスタントプロテインという
食物繊維が含まれており腸を活性化してくれます。
また善玉菌が大好物のオリゴ糖をエサにして
増えることで腸内環境が改善され
しいては免疫力アップが期待できます。
④疲れにくい体に
甘酒の主な栄養素であるブドウ糖と
ビタミンB群は疲労回復効果の高い栄養素。
点滴投与される栄養剤と
成分が似ており、
“飲む点滴”といわれています。
甘酒は夏の季語
季語というのは、
俳句を詠むときに必ず用いる
季節を表す言葉です。
江戸時代の人々は、
暑くなる季節に夏バテ防止や暑気払いをするため、
手軽に栄養素が取れて、比較的安価で買えた
甘酒をよく飲んでいたそうです。
そう言った理由から、夏の季語とされています。
気になるカロリー
私の生徒さまで実際にあったお話を紹介します。
市販の甘酒を飲んだことがあるけれど、
あまり美味しいと思ったことがない。
という方がよくいらっしゃいます。
甘酒、塩糀、醤油糀を作るレッスンで
作ってから味見をしていただくと、
めちゃくちゃ美味しくてびっくりした。
とおっしゃいます。
そこから甘酒にすっかりはまって、
美味しすぎてついつい食べちゃいます。
1日どれくらいまで食べてもいいですか?
と聞かれます。
甘酒は栄養価が高いことは知っているけれど、
そのカロリーはどれくらいなのか
気になりませんか?
まるみ麹本店さんの生こうじの場合
生こうじ:カロリー303kcal(100gあたり)
私の甘糀(甘酒)レシピの場合、
水と糀が1:1なので
水を100g入れると200gの出来上がりに
甘糀:カロリー 約150kcal (100gあたり)
原料がお米なので、
どうしてもカロリーは高くなります。
適正量を超える量を摂取してしまうと
飲むことで太ってしまいます。
ということで、
1回あたりに飲む量は50ml〜120ml程度にして
多くても1日200ml(300kcal)まで
にしておきましょうね。
急に暑くなってきた今日この頃
美味しくこまめに甘酒を摂取して、
夏バテを防ぎましょう!
今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。
コメント