お魚を食べたい!
と思って張り切って魚を買って
調理して口に入れた瞬間
生臭さを感じてげんなり
してしてしまった…
こんな経験ないでしょうか?
生臭さの原因
魚の生臭さの原因は、
「トリメチルアミン」という成分で
これが揮発して私たちの臭いを感じる細胞に届くと
「生臭いにおい」として認識します。
この成分はアルカリ性なので、
酸性のものと合わせると中和されて
揮発しにくい状態になり、
生臭いにおいを感じにくくなります
生臭さを抑える方法
・サンマにスダチをしぼる
・いわしを梅干しと煮る
・サバを酢でしめる
酸味でサッパリとさせたりする以外にも
生臭さを抑える役割があったというわけです
下ごしらえにお酒を使うのも同様の理由です
日本酒やワインは弱酸性で、
さらにアルコールや香りの成分にも
においを抑える効果があります
魚に少量の酒やワインをふりかけて
5~10分置き、ふき取ってから調理する
ことで生臭さを抑えることができます。
よりしっかりとにおいを抑えたい場合は、
「お酢」を使うといいですよ!
お酒よりも酸性が多いため、
より強い消臭効果が期待できます。
そのまま使うと酸性が強すぎて
身が固くなってしまうので
酢:酒=1:1で混ぜ、
魚にふりかけ5~10分おいてから
よくふき取って調理してみましょう
中華料理ではこれに加えて
生姜やネギを使って
臭いを覆い隠すという手法を取ります
8月のレッスンでは、これを蒸籠(せいろ)で蒸して
フワッフワに仕上げました!
魚を焼くのは火加減が難しいけれど、
蒸し魚はあるポイントを1つ守るだけで
失敗がほぼない調理法だと思っています♪
魚の生臭さに頭を悩ませていた方は
一度試してみてはいかがでしょうか?
今日も最後までご覧いただきありがとうございました。