料理道具 – 中国料理研究家が愛用する料理道具5選を初公開!~中華料理編~

調理器具

本日は、中国料理研究家の私が
愛用する中華料理を作る時には
欠かせない料理道具を公開します。

料理道具 – 中国料理研究家が愛用する料理道具5選を初公開!~中華料理編~

この記事は、こんな方におススメの記事です。

✓プロの使っている料理道具を知りたい
✓自分では選べないので同じものを使いたい
✓ネットで変えるものを教えて欲しい

料理道具①せいろ

せいろは欲しいけれど、
なかなか手が出ない…
という方も多いのではないでしょうか?

私が持っているせいろの大きさは4種類。

香港で買ったノーネーム15cm/竹

私のファーストせいろは
香港で買った竹製のもの。
2015年に購入して、
約7年使っていますが
今もバリバリ現役です。

野菜も点心も温めるのに
大きすぎず小さすぎず
ちょうどいい大きさです。

照宝 27cm&21cm/白木

こちらのせいろは前職の有志の方々から
いただいたもの。
ほぼ毎日使っており、いい味がでてきました。

大き目のせいろは、
肉まんなどのボリュームのあるものや
お皿を入れて調理するのに適した大きさ。

1人なら21cm
2~3人なら24cm以上
がおススメです。

照宝 15cm/杉

小さ目のせいろ。
点心ランチなどに
ちょこっとオシャレに
使うにはピッタリ。

焼売3~4個
小籠包3~4個
肉まん1個

初心者さんに
おススメの素材は「杉」です。
一番お財布に優しく、
軽くてツヤがあります。

料理道具②蒸し板

 

こんな時に便利!

✓手持ちのお鍋とせいろの大きさが合わない
✓複数の大きさのせいろを持っている
✓せいろ専用の鍋はかさ張るから買いたくない

現在3枚の蒸し板を持っています。


①その後、開業するにあたり
前職の有志の方からいただいた
照宝の32cm(18~30cm用)の蒸し板。

②今年の対面レッスンのために
購入した29cm(13~27cm用)の蒸し板。

③香港で買ったファーストせいろ
のために購入した栗原はるみさん
プロデュースの25.5cmの蒸し板。

使うせいろの大きさによって
蒸し板も使い分けます。

蒸し板には●cm~●cm用との注釈があるので、
手持ちのせいろの大きさと照らし合わせて
購入することをおススメします。

専用の鍋を買うと置き場所に困りますが、
この蒸し板なら3枚あっても
立てて収納すれば邪魔になりません。

また、照宝さんには
せいろと蒸し板のセット売りがあります。
初めてせいろを買われる方は、
別々に買うよりも少しお得になるので
おススメです。

料理道具③麺棒

麺棒は餃子や肉まんなどの点心の
皮伸ばしには欠かせない料理道具です。

といってもパン作りとは生地が異なるので、
イボイボのついた生地がひっつきにくい
タイプの麺棒は中華には適しません。

私が使っているのは2本。
パンやお菓子で使うものと
比べるとかなり細いです。

1本目:直径1.8cm、長さ27cm
肉まんやあんまんなど、
大き目の皮を伸ばす時に使っています。
(大阪千日前 道具屋筋で購入)

2本目:直径1.5cm、長さ18cm
こちらは小籠包や餃子の皮など
小さ目の点心に使用しています。
(横浜中華街 照宝で購入)

最初は生地が麺棒に引っ付くと思います。
その際は、打ち粉を麺棒に
つけながら使うといいですよ。
使っているうちに不思議と馴染んできます。

料理道具④あんベラ

あんベラはその名の通り
餃子や焼売、肉まんなどの餡を
皮に乗せるための料理道具です。

大阪千日前 道具屋筋で購入

スプーンのようにくぼみはなく、
まっすぐなのであんの離れがよく、
効率的にあんを皮に乗せて
包むことができると感じています。

竹製のものもありますが、
点心のあんは肉などの油分も含んでいるので
ジャブジャブ洗剤で洗えるステンレス製
を愛用しています。

よく見ると先端が幅が広い方狭い方があります。
幅が広い方は、肉まんなどの大きい点心に。
幅が狭い方は、餃子や小籠包などの
小さい点心にピッタリです。
パン作りにも使えますね。

あんベラを持つと、
今から包むぞ!という
やる気スイッチが入るので
気持を上げていきたい方にもおススメです。

しかも、お値段がお財布に優しいのが嬉しいポイント。
ちょっと中華な気分を味わいたい方は、
こういったプチプラな料理道具から
始めてみてはいかがでしょうか?

もちろん、スプーンの方が使いやすい
という方もいらっしゃると思います。

その際は、無理にあんベラを使わず
スプーンをそのままご使用くださいね。
バターナイフなんかも使えますよ。

料理道具⑤ツェンカ

せいろは器を入れて使うことも可能です。
蒸したての器は熱々なので、
素手でつかむのはやけどをしますし、
鍋つかみだと不安定で、
中の汁がこぼれてしまったりします。

そんな時に便利なのが、
この「ツェンカ」という料理道具です。

あべのハルカス 神農生活で購入

中国語だと「蒸笼夹子」

夹子とは「物を挟む道具」という意味です。

スープの器や小皿などを熱々の
せいろからやけどをせず、
しっかりと掴んで取り出すことができます。
器は丸くなくてもOK!

私はせいろ以外にも、
電子レンジにかけて
アツアツになったお皿を掴んだり、

保存瓶を煮沸消毒する際に
熱々の瓶を掴んだりしています。

1つあると使える料理道具です。
私は、大阪天王寺の神農生活で購入しました。
ほぼ同じサイズのものはこちら。

料理道具 – 中国料理研究家が愛用する料理道具5選を初公開!~中華料理編~ まとめ

いかがだったでしょうか?
せいろ、蒸し板、麺棒、あんベラ、ツェンカの5選を
ご紹介しました。

どれもネットで購入することができるので、
少しずつ取り入れてみて下さいね。

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