おはようございます!
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回鍋肉(ホイコーロー)というと
こんなイメージじゃないですか?
シャキシャキのキャベツとピーマン
やわらかな豚バラ肉
甜麺醤(テンメンジャン)を多めの濃厚なタレと
豆板醤(トウバンジャン)のピリッとした辛味
そして、とにかくごはんが進む!笑
でも実は、
本場の回鍋肉は
↑で書いたものとは
ちょっと違うんです!
そこで
今日は回鍋肉(ホイコーロー)
についてご紹介しますね!
◆プロフィール◆
名前 | 回鍋肉(ホイコーロー) Twice-cooked pork slices |
分類 | 四川料理 |
特徴 | 鮮やかな赤色 塩辛くて少し辛い 後味にやや甘味 |
主な材料 | 豚バラ肉、葉ニンニク、ピーマン、 豆板醤、豆鼓、砂糖、生姜、 ニンニク、黄酒、塩など |
効能 | 栄養豊富、食欲増進など |
発祥地 | 四川省 |
・名前の由来は?
中国語で「回【huí】ホイ」
というのは
”戻す”という意味があり
最初に肉を煮て火を通してから
「鍋【guō】グオ)」に“戻す”
そして
「肉【ròu】ロウ」を炒める
このように
一度調理した食材を
再び鍋に戻して調理する
という作業手順から名付けられました!
・本場四川の回鍋肉とは?
〜材料〜
キャベツではなく “葉ニンニク“を使用!
中国野菜の“葉ニンニク”
食感はネギに近く
味はネギよりも甘み・コクがあり
香りはニラほど強烈ではない爽やかなニンニクの風味
〜味付け〜
回鍋肉の特徴を表す中国語
「色澤红亮」:鮮やかな赤色
からもわかるように
味の決め手は
豆板醤(トウバンジャン)!
甜麺醤(テンメンジャン)も
加えることもあるけれど
入れるとしてもほんの少しで甘さはほぼなく
お店によっては入れないところも多いです!
日本の回鍋肉は
葉ニンニクが
日本で手に入りにくかったことから
陳建民さんが
“キャベツ”で代用し
それが一般的になったと言われています!
また本場のものに比べると
甜麺醤を多めに使った甘辛い味
なのも特徴ですね!
確かに、私も葉ニンニクを
市場やスーパーで見かけたことないですね
冬物野菜で短い間しか収穫できず
国内では高知県以外では
あまり知られていないようです!
◆まとめ◆
回鍋肉は
日本と中国では
材料も味つけも違います
が、
どちらも
白ごはんが進む!🍚🍚🍚
という点では共通しています
※中国語では白ごはんが進むことを
下飯【xiàfàn】シァファンといいます!
中国本場の回鍋肉も絶品✨ですよー!
日本でも四川料理のお店であれば
葉ニンニクを使った回鍋肉が
食べられるかも知れません!
見つけた際は是非一度ご賞味ください
今日も最後までお付き合いいただき
ありがとうございました!
今度は中華調味料について
お話できたらと思います
また明日
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