せいろ手入れ|【緊急!】せいろのトラブルどうしたらいい?壊れた!割れた!カビた!?蒸し板に茶色い跡!についてお答えします

せいろ

本日は、ここ数ヶ月で質問を受けた
せいろのトラブル5つとその解決法
をご紹介します。

せいろ手入れ|【緊急!】せいろのトラブルどうしたらいい?壊れた!割れた!カビた!?蒸し板に茶色い跡!についてお答えします

 

image

“糀の発酵調味料”と”せいろ”で
美味しいとヘルシーを両立

ギルトフリーな中華料理で食べながら
キレイにを叶えたい女性に

オンライン美・中華料理教室Éclat Shifu
主宰の三村 佳代です。

この記事は、こんな方におススメです。

✔せいろについての情報を仕入れたい
✔せいろの手入れについて知りたい
✔せいろから茶色い液体がでてきたけど大丈夫か気になる
✔せいろを扱う時の注意点があったら知りたい

蒸し板の汚れが取れない!

新しくせいろを買って、
空蒸しをしたのですが
蒸し板がこんな感じになりました。何か間違っていたのでしょうか?
カビではないですか?
ちなみにひのきのせいろです。

回答

木の渋だと考えます。
特に竹のせいろが出やすいです。
木も天然のものなので個体差があり、
出やすいもの出にくいものがあります。
私も木の渋が出て蒸し板の汚れは
洗っても取れないまま使っています。
自然のものなので、
最初は驚くかもしれませんが、
あまり心配しすぎずに使って
いただいていいかと思います。

せいろにシミがついた!

せいろの外側のシミって落ちますか?
このまま乾かしが方がよいでしょうか?

回答

一度空蒸しして、熱々の状態でお湯を含ませた
クッキングペーパーでふき取ってみて下さい。
おそらく木の渋かと思われます。
クッキングペーパーでふき取ったら
目立たなくなりました。

せいろが横に割れてきた

せいろが横に割れてきたのですが、
木工ボンドで補強してもよいでしょうか?
1mmの木材シートで補強すべきでしょうか?
落とされてヒビが入ったのか?
老朽化したのか?乾かし方が悪いのか?
状態を見ていないので原因はわかりませんが、
まず、ボンドは木に香りが移ってしまうので
やめておいた方がいいでしょう。
木材で補強するか、老朽化しているのなら
思い切って買い替える
というのも一つだと思います。
私自身、手が滑ってせいろを
落としてしまったことがあります。
当たり所が悪かったのか、
運が悪く大きなヒビが入ってしまいした。
しばらくは見た目にもあまり
変化がなかったので、
そのまま使っていたのですが、
繰り返して使うごとに伸び縮みをして、
最終的にはこんなにぱっくりと
割れてしまいました。

食材を載せる板も傾き、
蒸気が割れ目から抜けてしまうので、
使えなくなってしまいました。
このようなことにならないように、
くれぐれも「落とさない」でくださいね。

新しいの買った方がいい?

10年以上使ったせいろの一部が
取れてしまったのですが、
新しいのを買った方がいいですか?
私も竹のせいろで同じことがおきました。
蒸して乾かしてを繰り返すうちに、
伸び縮みをした結果、
ぽろっと取れてしまったと思います。
今いれようと思ってもハマらないですよね。
もしかしたら使っているうちに
また取れてしまうかもしれませんが、
応急処置としてほんのちょっとだけ
切ってハメてはいかがでしょうか?
ボンドなどの人工のものを使って
引っ付けようとすると、
木にボンドの匂いが付いてしまうので、
絶対にやめて下さいね。
5mmほど切って直しました。

せいろを長く使わない時はどうやってしまえばいい?

せいろをおいて置ける場所がありません。
せいろを長く使わない場合は
どうやってしまえばいいですか?
ビニール袋に入れてもいいですか?
せいろをしばらく使わない場合は、
新聞紙にくるんで保管してください。
せいろは木でできており、
呼吸をしています。
ビニール袋に入れると、
呼吸が出来なくなるのと、
せいろが完全に乾いていない場合、
ビニールに入れてしまうと
カビが生える原因になります。
S字フックに引っ掛けると
場所もあまりとらず、
収納できますのでご参考になさってください。

せいろ手入れ|【緊急!】せいろのトラブルどうしたらいい?壊れた!割れた!カビた!?蒸し板に茶色い跡!についてお答えします まとめ

せいろは、天然の木でできています。
ですので、他の金属製の調理道具とは
扱いが異なります。
不便!と思われる方も
いらっしゃるかと思いますが、
むしろ、そのちょっと手がかかる
ところがいいと私は感じています。
発酵と通じるところがあります。
状態を見て、対話をしながら育てていく。
私たちの原点に
触れているような感覚。
バタバタとしがちな毎日ですが、私の場合、
発酵調味料やせいろを使って料理をすると
フッと心の落ち着きを取り戻せるのです。
気長に優しい気持ちでせいろと
付き合ってあげて下さい。
・使ったらすぐに手入れをする
・洗剤では洗わない
・食洗器では洗わない
・早くよく乾かしたいからといって、
 直射日光に当てない
・よく乾かす
小さなことですが、これを心がけると
長くあなたのパートナーで
いてくれることでしょう。
せいろはとても優秀な調理道具です。
ぜひ大切に使って食卓を豊かにしてください。

コメント