ライスパスタ レシピ – ライスパスタで雲南米線(ミーシェン)

ビーフン

今、小麦価格高騰の影響で、
代替食材として注目される「お米」。

本日は、米麺を使った中国料理「米線(ミーシェン)」
鶏肉×豚肉をベースにしたやさしい味わいのレシピをご紹介します。

ぜひご家庭で楽しんでください。

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“糀の発酵調味料”と”せいろ”で
美味しいとヘルシーを両立

ギルトフリーな中華料理で
食べながらキレイにを叶えたい女性に

オンライン美・中華料理教室Éclat Shifu主宰
三村 佳代です。

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米線(ミーシェン)とは?

中国では、お米で作った麺のことを
「米粉(ミーフェン)」といいます。

ひとくちに「米粉(ミーフェン)」といっても、
色々な形状や食感のものがあります。

私たち日本人になじみのあるもの
といったら「ビーフン」ではないでしょうか。

ビーフンは福建や台湾あたりの方言で
「米粉」を発音したものです。

春雨のように細く、麺自体にコシがあるのが特徴です。

中国の中でも、
雲南・貴州・四川省では米麺のことを
「米線(ミーシェン)」と呼びます。

米線は断面が丸く、
細いもので直径1.5mm位、
太いものは直径3.5-4.0mm位。

パスタとうどんの間の太さだと
いうと分かりやすいでしょうか。

雲南米線の味づくりの特徴

特に雲南省は、地方ごとの食材を
盛り込んだ米線料理が豊富です。

下記の”雲南米線地図”は中国のサイトですが、
写真をご覧いただくだけでも米線の豊富さが
お分かりいただけると思います。

雲南米線地図

”過橋米線”は無視できない存在

米線の中でも雲南省の
「過橋米線(グォチャオミーシェン)」は、

中国では代表格といえます。

2014年に国家級の
無形文化遺産リストに登録
ています。

名前の由来

諸説ありますが…

清の時代、雲南省南部の蒙自市に
ある夫婦がいました。
官僚登用試験である
「科挙(かきょ)」を目指す夫は、
南湖に浮かぶ小島で勉強し、
妻は長い橋を渡って夫に
料理を届けるのが日課でした。

夫の好物は米線。

しかし、夫の手元に届くまでに
冷めてしまうのが悩みでした。

ある日、少しでも温かいまま
食べてもらおうと、
大きくて分厚い器に熱々の
チキンスープに鶏の油で蓋をして、
薄切りにした具材と米線を
分けて届け、食べる直前に混ぜた
ところ、
暖かいまま美味しく
食べることができのた
そうです。

この話を聞いた村人は、

橋を渡って食べる米線
(「過」は中国語で「渡る」の意)

ということから
「過橋米線」
と呼ばれるようになりました。

ライスパスタで雲南米線(ミーシェン)

東京で過橋米線が食べられる
お店へ行った記憶を基に
ご家庭でも作れるレシピ作りに挑戦しました。

東京で食べた過橋米線はこちら。

スープ

鶏肉×豚肉をベースにしたやさしい味わいのスープです。

本来は、骨付きの鶏、鴨、豚などをコトコト長時間煮込み
クリアながらコクのあるスープを作るのですが、

ご家庭で簡単に作っていただきたいので、
ミンチ肉を使って出汁を取ります。

そして、和食でよく使うアレ
を使って旨味をプラスしました。

米麺

ケンミン食品さんの「ライスパスタ

という「お米」と「玄米」で作られた米麺を使用します。

東京で食べた過橋米線よりはやや細いですが、
米麺のツルっとした食感はとてもよく似ています。

<ご参考>
・米線:細:直径1.5mm位、太:直径3.5-4.0mm位。

・お米100%ビーフン:直径1.0mm

・ライスパスタ:直径1.5mm

具材

左下の塩漬けの豚肉をまねて、生ハムを使用します。

出汁を取ったミンチ肉を味付けして具にします。
無駄がなくていいですよね。

レシピ

レシピは、ケンミン食品さんの

「一日一レシピ5/25」

に掲載されています。

ライスパスタで雲南米線(ミーシェン)

あっさりしたスープですが
満足感も感じることができますよ。

ラーメンやパスタが
ちょっと重く感じられる方には
おススメの食べ方です♪

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