今日は肉汁あふれる点心
焼売作りにおいて
香川丸亀で点心修行をしてから
抱いていた切実な
ある悩みが解決したので
その解決法を共有したいと思います!
餃子よりも餡の材料が少なくて
蒸すだけなのでとっても楽な焼売
でも、
こんな経験ないでしょうか?
【悩み】
①スーパーに”焼売の皮”が売ってない!
②ちょっとサイズが小さい!
(もっと大きい焼売が食べたい!)
③蒸したら皮がベロンベロンになる!
【これまでは…】
①近くのスーパー何件か回ったのですが
“焼売の皮”を置いていないところの方が多く
しかも、
置いてあるのがちょっと遠いスーパーなんですよ!
なので、何度か手作りしたんですが
さすがに時間がある時しか作れない!
ずっと悶々としていました
②だいたい皮の大きさが7.5cmとか8cm
手作りするか小さくても我慢するかの2択
③丸亀修行の時に使った”焼売の皮”は
先生がネットでお取り寄せした業務用の皮
だったので肉汁をぴっしり包み込んでいたのですが
大阪に戻ってきて市販の”焼売の皮”で蒸したら
皮がベロンベロンになって餡と皮が
今にも剥がれてしまいそうな状態に
中には口に運ぶまでに
ツルンと皮が滑り落ちてしまったものも…
どうしたらいいものか頭を悩ませていました
【今年に入り、ある発見をする】
先日”焼売の皮”が置いてある
食品売り場に行った時
“焼売の皮”を手に取り何気なく
裏面の原材料の欄を眺めていました
そして、次に
隣にあった“餃子の皮”のに手を伸ばし
原材料を確認してみると…
えっ?
同じやん!
確かに“薄さ”と“形”は違う!
“餃子の皮”は丸形で厚い
ちなみに私が手に取った
こちらの会社の”焼売の皮”は”ワンタンの皮”
もしても使えるようです◎
◆隆祥房 (愛知県名古屋市本社)
・雲吞皮 焼売皮 30枚入り 80×80mm
原材料:小麦粉、でん粉、植物油/酒精、酸味料
・餃子の皮 25枚入り・直径85mm
原材料:小麦粉、でん粉、植物油/酒精、酸味料
ネット上で確認できた他社の原材料も
参考にのせておきますね!
配合は異なるかもしれませんが
パッと見た感じほぼ同じ
◆モランボン(東京都府中市本社)
・餃子の皮 25枚入り・レギュラーサイズ
原材料:小麦粉、食塩、食用植物油脂、還元水あめ
/加工澱粉、酒精
・シュウマイの皮 30枚
原材料:小麦粉、食塩、食用植物油脂、小麦たん白、
還元水あめ/加工澱粉、酒精
【さぁ、実験!】
形と厚さは違えど原料はほぼ同じ!
ということで
“焼売の皮”と”餃子の皮”で違いがでるのか?
◆比較するもの
A.蒸す前のフォルム
B.蒸し上がりのフォルム
C.食感
では早速
A.蒸す前のフォルムをご確認ください!
左:焼売の皮は◇、餃子は〇
右:餡を包んだフォルム
何ものっていないのが”焼売の皮”
ネギがのっているのが”餃子の皮”
“焼売の皮”は当たり前ですが
ザ・焼売の形をしていますね
一方、
‘”餃子の皮”は皮の端がはみださない
広東式焼売のようになっていますね!
ここまでは両者互角といったところですね!
約7分後、さぁ蒸しあがりました!
さて蒸籠の蓋をオープン!
続いては
C.食感のチェックです!
“焼売の皮”は水分を含みすぎて
餡と皮がはがれてしまい
一体感がありません!
一方、
“餃子の皮”は餡と一体感があり
肉汁もしっかり閉じ込めています!
判定!
“餃子の皮”に軍配!
確かに”焼売の皮”の方が
チュルンとした食感なのですが
全体のバランスをみると
“餃子の皮”を使った焼売がより
焼売として美味しいという
結果になりました!
「焼売は焼売の皮で作らないと!」
という固定概念を捨てたら
解決しちゃいました✨あぁスッキリ!
“焼売の皮”が手に入らない!
皮が蒸している間に破けてしまう!
という方は
一度“餃子の皮”を使ってみてはいかがでしょうか?
あと食感は
好みなのでもち粉や米粉が配合されている
餃子の皮を使っても面白いかもしれません!
色々試して、お好きな食感を見つけてみてくださいね!
今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました
また明日!