鮮烈な印象、シルクロードの旅②敦煌では踏んだり蹴ったり

中国

本日は、鮮烈な印象、シルクロードの旅②
敦煌では踏んだり蹴ったりをお届けします。

始まったばかりのシルクロードの旅

寝台列車で向かいのベッドだった

ウイグル族の学生と一旦別れ

私たちは敦煌(とんこう)という都市に降り立ちました

市場の様子


敦煌は甘粛(かんしゅく)省に位置する都市で

かつてシルクロードの分岐点となった場所で

ヨーロッパに通じる唯一の道として栄えました

 

有名な観光名所というと

世界遺産「莫高窟(ばっこうくつ)」

 

石窟の中にキレイな色彩で描かれた壁画や

塑像が安置されています

 

説明してもイメージできないと思うので

興味のある方はこちらをご覧になってください

↓↓↓

莫高窟|中国 世界遺産|阪急交通社 (hankyu-travel.com)

 

甘粛省では蘭州牛肉ラーメンという

肉のみじん切りやを麺に乗せた手打ち麺が有名で

 

この記事を書いていたら

すっかり懐かしくなってしまい

 

神戸元町でたまたま蘭州ラーメンのお店があったので

見つけて入ってしまいました

お店は中国の蘭州ラーメンとは正反対でとても清潔で

実物がメニューの写真とはちょっと違いましたが

結果おいしかったのでよしとしましょう笑

 

話を本題に戻しましょう

私たちは

主には莫高窟見学

シルクロードの要塞巡り(玉門関・陽関・漢の長城)

 をしました

 

あの万里の長城西の起点がこの敦煌なんです

これが北京まで続いているなんて

「長城」まさに圧巻のスケールですね

(写真は昔のパソコンに入っているものをスクショしたので

 画像があまり綺麗でなく申し訳ないです)

この敦煌では女の子3人だったからなのか

列車の駅からホテルに向かうまでのタクシーでも

そしてこのシルクロードの要塞巡りでも

 

最初聞いていた値段と

請求された値段が違うという 

ハプニングが起きました

 

タクシーなんて今から思えば

20元(約300円)上乗せしてきただけなのですが

納得いかず…

そんなん聞いてない!と口喧嘩…笑

 

要塞巡りでも激しく抗議!

 

敦煌では足元をみられて口喧嘩した記憶しかなく

踏んだり蹴ったりでした

 

日本ではそんなことはほとんどしませんが

中国に行くと性格が変わってしまう様で

自己主張はしっかりします笑

 

3人でぷりぷりしながら

早くウイグル行こう!と寝台バスで約14時間位かけて

新疆ウイグル自治区のトルファンという

都市に向かいました

たまに危ないやつが乗り込んでいることもあるらしく

命の次に大切なパスポートを取られないように

ぎゅっと抱えて眠りにつきました

 

ウイグルに入ると

人々の顔つきも一気に中央アジア感が増し

まるで異国にいる気分になりました

 

トルファンで有名なものというと

カナートカレーズ)

 

みなさん歴史の教科書で

見たことがないでしょうか?

 

いわゆる

地下水路です

 

砂漠地帯ですがカナートを

作ることによって

山脈から水を引き

砂漠のオアシスとして

豊かな水資源を確保できました

 

中でも

トルファンのカナートは

その数1,000以上

総延長3,000km以上

になるといわれています!

 

かなりテンションが上がりました

教科書に載っていたものが

急に自分の目の前に現れたのですから

 

この一帯ではブドウの栽培が盛んで
日本で見かける干しブドウ
新疆ウイグル自治区産のものを
よく見かけるのはこのためででしょうね!
日本では点だった知識が
自ら足を運ぶことによって
点と点がつながって線になる快感!
この学びの楽しさは病みつきになる
だから旅はやめられない!
トルファンで食べたご飯は誰もさっぱりしていて
私たちの口に非常に合いました
羊肉のとピーマンの炒め物

インゲンの冷菜

ラグメンといううどんみたいな麺に乗せる具

トマトベースで麺と絡めるとお箸がとまりません!

 

ごはんは美味しいし、人は笑顔で優しいし

ウイグルいいねー!と単純な私たち

さてまだまだ旅は続きます

今日はここまで!
 
最後までご覧いただき
ありがとうございました