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2021年春〜秋
オンライン中華料理教室開業を目指す
元銀行員ぷーあるです
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みなさん
中国の秋の味覚といえば
何か思いつきますか?
んー?なんだろう?
はい!それは
上海蟹🦀
今日は“上海蟹”のある事実をご紹介します!
中国語では「大闸蟹(ダージャーシェ)」
名前の由来は昔、蘇州周辺の蟹売りの掛け声
「炸蟹(ジャーシェ)」(蘇州の方言で蒸した蟹)
が変わって「闸蟹」になったともいわれています!
“上海蟹”という名前は
日本での通称で
正式には「チュウゴクモクズガニ」といいます
大きさは日本の蟹ほど大きくはなく(10cm程度)
カニの身といういうよりもカニみそを楽しむ食べ物です
中国では
「九母十公」
(旧暦9月のメス、10月のオス)といわれ
10月頃には濃厚な黄色の卵が詰まったメスが
11月頃にはねっとりした白子がいっぱいのオスが
美味しいとされています!
この“上海蟹”
長江河口を中心に広く生息していますが
中でも
江蘇省蘇州の陽澄湖(ようちょうこ)
でとれる「陽澄湖大闸蟹」が
最高級品とされています✨
そう、
実は”上海蟹”といいながら
その最高級品の故郷は
江蘇省の蘇州なんです!
私もその事実を知ったのは
前職で蘇州に出張をした時でした
それを知ってから
蘇州市政府の方が訪日された際
ホテルの中華レストランで会食がありました
そのお品書きを“上海蟹”ではなく“蘇州蟹”と
記載を変更していただきました
すると蘇州市政府の方が
「そうなんです、蘇州蟹なんですよ!」と
大変喜ばれていました
私自身上海に旅行に行った時にレストランで
“上海蟹”いや”蘇州蟹”を
何度か食べたことがありましたが
飛び上がるほどおいしいかといわれると
そうでもなかったというのが正直なところでした笑
しかし、
2年前の11月初旬
休暇を取って
事務所の所長と次席を訪ねて
蘇州に行ったのですが
事務所の運転手の孫くんが
陽澄湖でいい蟹あったよ!と調達してくれ
日本人街にある所長行きつけの居酒屋で
特別に蒸していただきました!
キレイな蟹でしょ!
この蘇州蟹がおいしかったのなんのって!
メスだったんですが濃厚な卵がぎっしり!
陽澄湖で調達した
正真正銘の本物は違いました!
メス10匹を3人でほぼ無言でたいらげ
お腹は大満足!
陽澄湖産のものは人気があるため
偽物がたくさん出回っています
陽澄湖産とタグ付けされていても
注意が必要ですが
海外渡航が自由にできるようになったら
ぜひ上海ではなく蘇州で
「陽澄湖大闸蟹」
を召し上がってみてください!
今日も最後までご覧いただき
ありがとうございました!
また明日
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