「レシピ通りに蒸し上がらない」
という生徒さまのご相談から、
せいろ蒸しの出来上がりを
左右するせいろ蒸しのパートナー
「蒸し板(むしいた)」
の選び方についてご紹介します。
蒸し板 – 蒸し板のサイズ選びはかなり重要!!蒸し上がりを左右する蒸し板の選び方とは?
“糀の発酵調味料”と”せいろ”で
美味しいとヘルシーを両立
ギルトフリーな中華料理で食べながら
キレイにを叶えたい女性に
オンライン美・中華料理教室Éclat Shifu
主宰の三村 佳代です。
この記事はこんな方におススメです。
どうやってせいろ蒸ししていますか?
せいろを買って、さぁ蒸そう!
みなさんどうやって
蒸してらっしゃいますか?
▼せいろ専用のお鍋が
付いたものを使っている
▼中華鍋に直接乗せている
▼せいろと大きさがピッタリの
お鍋に直接乗せている
▼蒸し板を使っている
こんな感じではないでしょうか?
蒸し板って何?
蒸し板って何?という方も
いらっしゃると思うので、
解説しましょう。
蒸し板とはせいろと鍋の間に
挟んで使う真ん中に穴の開いた
丸い金属の板です。
この蒸し板を使うと、
せいろ専用のお鍋がなくても、
お手持ちのお鍋を使って
せいろ蒸しを楽しむことができます。
専用の鍋は見栄えはいいのですが、
そのサイズのせいろにしか
使えないのがデメリットです。
違うサイズのせいろを買う時に
また専用のお鍋を買うと
収納場所がちょっと…
という方もいらっしゃると思います。
違うサイズのせいろも
欲しくなりそうだなぁ~という方は、
「蒸し板」という選択がおススメですよ。
蒸し板の使い方
わかりやすかったので転載します。
鍋とせいろの間に
隙間がないことが重要。
蒸し板を使っても、
鍋やフライパンの取っ手が
蒸し板にあたり
隙間ができると蒸気が逃げて、
上手に蒸すことができません。
私の愛用の蒸し板をご紹介
私の持っている蒸し板3種です。
①32cm(18~30cm用)穴17cm:/照宝
→18、21、27cmのせいろに使用
②29cm(13~27cm用)穴:12cm/照宝
→15cmのせいろに使用
③25.5cm 穴:9cm/栗原はるみさんプロデュース
→7年前に初めて購入。今はほとんど使っていない
専用の鍋を買うと置き場所に困りますが、
この蒸し板なら3枚あっても
立てて収納すれば邪魔になりません。
蒸し時間が長くかかる原因
生徒さまからご相談いただいたお悩み、
2つをご紹介します。
①時間を大幅に増やしたけれど、完全に火が通らなかった
最近日本から北京に
お引越しをされた生徒さま。
日本にいた時よりも、
せいろの火の通りが悪くて…
とお悩みでした。
北京でこれまで使っていたせいろよりも
大きいものを購入されたとのこと。
念のため、せいろを鍋に
乗せている様子を
写真で送っていただきました。
2つの気になった点
①せいろの継ぎ目に隙間が見られた。
→蒸気が漏れている可能性。
②蒸し板の穴の大きさが小さい。
→蒸気が伝わりにくくなっている。
②蒸し板を使うとレシピ通りに蒸し上がらない
蒸し板を使うと、
蒸すのに時間がかかるので、
最近は直径が同じ鍋にのせています。
先生は蒸すのに時間がかかるな
って思ったことないですか?
とご質問をいただきました。
せいろと蒸し板の大きさを聞くと、
蒸し板はせいろのサイズに
対応したものだけれど、
蒸気が通る穴が小さめなのが
影響していると思いました。
私は27cmのせいろだと、
32cmの蒸し板を使っています。
ちなみに生徒さまは
29cmの蒸し板を使われていました。
蒸し板にも大きさがある
蒸し板にもせいろと同じようにサイズがあり、
蒸し板には●cm~●cm用との注釈があるので、
手持ちのせいろの大きさと照らし合わせて
購入することが大事なのですが、
ポイントは、穴の直径がなるべく
大きなものを使うことです。
こちらの写真をご覧ください。
先ほどの②の生徒さまの事例と同じです。
27cmのせいろを持っているとします。
すると左32cmと真ん中29cmの
蒸し板が両方使えます。
しかし、穴の開きを見てみると
5cmの差があります。
32cmの蒸し板を使った方が、
蒸気がたくさん伝わることは
お分かりいただけると思います。
たかが5cm、されど5cmなのです。
穴の直径がなるべく大きなものを使う。
蒸し板はどこで売っているの?
近くのホームセンターでは
手に入りにくいです。
例えば東京なら合羽橋、
大阪なら千日前の道具屋筋など調理器具専門店。ネットであれば、せいろを販売している
サイトならほぼほぼお取り扱いがあります。
私は横浜の照宝さんのせいろを愛用しており、
「蒸し板」も照宝さんのものを使用しています。
蒸し板×せいろ×お鍋のサイズの重要性
蒸し板とせいろの大きさにつては、
これまで話してきました。
もう1つ忘れてはいけないのが、
お鍋のサイズです。
説明するまででもないかもしれませんが、
穴のサイズよりも直径が大きな鍋を
使っていただきたいのです。
穴のサイズよりも小さいお鍋だと
蒸し板を乗せることすらできないからです。
私は、直径19cm、深さ13cmの
IKEAの鍋を使っています。
このお鍋であれば3枚の蒸し板を
どれでも乗せることができます。
これくらいの深さがあると、
7割程度の水を入れて、
40分強火で蒸しても大丈夫です。
せいろ蒸しで一番危険なのは、
空焚き、火事の原因になります。
ですので、
フライパンのような浅いお鍋ではなく、
深めのお鍋を使用するのが好ましいでしょう。
蒸し板 – 蒸し板のサイズ選びはかなり重要!!蒸し上がりを左右する蒸し板の選び方とは? まとめ
蒸し板とはせいろと鍋の間に
挟んで使う真ん中に穴の開いた
丸い金属の板。
蒸し板を使うと、
せいろ専用のお鍋がなくても、
お手持ちのお鍋を使って
せいろ蒸しを楽しむことができます。
板状なので、収納は場所を取りません。
蒸し板にもせいろと同じようにサイズがあり、
蒸し板には●cm~●cm用との注釈があるので、
手持ちのせいろの大きさと照らし合わせて
購入することが大事。
ポイントは、穴の直径がなるべく
大きなものを使うこと。
そうすることで、
蒸気がしっかりせいろ内に充満し、
最短時間で料理を美味しく仕上げてくれます。
蒸し板の購入場所は、
<リアル店舗>
東京なら合羽橋、
大阪なら千日前の道具屋筋
などの調理器具専門店。
<ネット>
せいろを販売しているサイト
私はせいろと同様、
照宝さんのものを使用。
蒸し板を使って、
美味しいせいろ生活を送ってくださいね!
少しでも参考になれば幸いです。
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