学び多き東京旅~食べ物編~

スペシャル記事

学び多き東京旅~食べ物編~

今回の東京出張中にいただいた
中華料理の数々をご紹介します♪
振り返ってみると御徒町(おかちまち)
をぐるぐるしていていたようです。

空腹時は閲覧注意ですよ。

東北料理:羊香味坊

場所:御徒町

急に羊が食べたくなってしまい、
この時は秋葉原に宿泊していたので
Googleさんに頼ってお店を探すと、
ヒットしたのが、羊香味坊さん。

カウンターもあるし、
1人でも行けそうだということで
腹ごなしに歩いて向かう。


19時ということで、中は人でいっぱい。
でも月曜日ですよ。
お店が賑わっているのはいいことですね。

私はカウンターに通され、
すでに飲まれていた、
2人の間に座る。

お昼ご飯(ちなみに中華ではない)が
盛りだくさんだったので、
ちょっと少な目にしようと思いながらも、
やっぱりビールは外せない。

しかも私の好きなサッポロの
赤星があるではありませんか!
迷わず注文しました。

キンキンには冷えていない!
軽く中国式?
ちなみに中国では「冷たいビール下さい」
と注文しないと常温のビールが出てきます。

まずは、幅広のもちもち麺が入った、
「自家製板春雨の冷菜」
がやってきた。

こんなに幅広。
じゃがいものデンプンで作られており、
しっかりした弾力がある。
何気にグルテンフリー


爽やかな酸味と辛みで
ビールにもよく合う。
前菜としてはもってこいの料理。

そして、やってきました待望の羊
ラムショルダー2本で400円くらい。
小さ目で一人には嬉しいサイズ。

なかなかの歯ごたえ。
私の理想としていた羊とはちょっと違った。
けれど、ビール×羊が果たせただけで
私は幸せになりました♪

点心:添好運 日比谷店

場所:有楽町

生徒のTさんとは
香港でミシュラン一つ星に輝く香港点心専門店

「ティムホーワン(添好運)」

日比谷店で食事をしました。

一度行ってみたいお店のひとつでした。
まだまだ中国・香港には行けそうにないので、
日本でその雰囲気を味わえるところに行きたくて、
日本では東京にしかないこのティムホーワンに
行けるタイミングを計っていました。
新宿にも店舗あります。

なにしろ、飲茶の点心は蒸籠に大体3個くらい
入っているので大人数でちょこちょこつまむと
色々なものを食べられるのですが、
1人だと品数が限られてしまうからです。

日比谷店は予約を受け付けていないので
開店11時ちょうどに行ったのですが、
もうすでに店内の2/3は埋まっていました。

しかも、人数が揃わないと中に入れないようで
(先にお店の中に入って待つということができない)
お店の前には何組かの人たちが集まっていました。

火曜の昼間なのに、この人気っぷり。
休日は行列覚悟のお店です。

メニューを見るだけでテンションが上がります。
私がいつも頼むメニューを選びました。

これは外せないシリーズ。
エビの蒸し餃子とエビと黄ニラの腸粉

透明な皮が美しい7種野菜の蒸し餃子、
エビの湯葉春巻

8月の特別メニューは、ハムスイコー。
日本語訳では揚げもちになっていますね。
これが美味しいんですよ。

甘めのモチモチした皮に、
トロットした塩味の餡が絶妙にマッチ。

こちら次のAdvanceコースのメニューに
しようと思っています。

そして、ピータン粥。
ここまでいけば、御の字というところでしょう。

たくさんの種類を食べるけど、
お腹にずっしりという感じでもありません。
蒸し餃子の皮も、透明な皮も、
腸粉の皮もハムスイコーの皮も
グルテンフリーなデンプンで出来ている
からかなと勝手に思い込んでいます。

お茶を飲みながら食べるので、
それもいいんでしょうね。
保温ポットで卓上に置いてあったのですが、
プーアル茶だったと思います。

場所を変えて、
6th by ORIENTALHOTELへ

僭越ながらシャンパンをいただきました。

美味しいチーズとともに。
さらに話に花が咲きました。

マーラータン:楊國福麻辣烫 上野店

場所:御徒町

今月はインスタLIVEを1回しかしてない
ということに気づき、どうしようかな…と考えていた。

せっかく東京だし。
マーラータンが食べたかったので、
テイクアウトしてゆる~く試食しているところを
ホテルでLIVEをすることにした。

到着したのは、チェーン店の陽國福麻辣烫。
マツコの知らない世界のマジ中華
で渋谷センター街店が紹介されていた。

初めての方には注文するのが
ハードルのちょっと高いマーラータン。

お店によって違うのですが、
基本的な流れは同じ。

①具材や麺を自分で取る。

②レジに持っていき、辛さを選ぶ。

③会計し、出来上がりを待つ。

ボウルを持って、食材コーナーへ

日本では見たことのない具材も。
麺も色々な種類があるので迷います。
刀削麺・春雨・牛筋麺・トウモロコシ麺・
さつまいも春雨・インスタントラーメン
店員さんに牛肉麺の原料を聞いたら、
わからないけど茹で上がるのは早いと言われました。中国版グーグルの百度で調べたところ、
牛筋麺は牛筋が使われているわけではなく、
小麦が主な原料で、
食感が牛筋のようなコシがあることから
牛筋麺といわれるようになったようです。

椎茸、ウズラの卵、黒きくらげ、白きくらげ、
ゲソ、油揚げ、羊肉、豆苗、魚のつみれ、牛筋麺
そして、辛さは大辛をチョイス。

こちらの店舗では、
嬉しいことに注文の仕方を
書面で用意してくれていました。

私は、1,000円以上だったので、
追加で刀削麺を80gサービスでもらいました。

待つこと約15分。

急いでホテルに帰って…
LIVEしました!

ゆる~く♪マーラータン、勝手に食リポ

延辺料理:千里香 上野店

場所:御徒町

夜は、会いたかった方に
お会いできるということで、
緊張気味でこちらに向かいました。

前回のブログでもご紹介しました。
中華界では知らない人はいない、
サトタカさんこと佐藤貴子さんです。

三明物産の大友さんと3人で
お食事させていただきました。

おススメのお店に連れていって欲しい
とのリクエストをして、今回こちらになりました。

延辺(えんぺん)料理というと、
「?」という方も多いと思うので、
少し解説しましょう。

中国の東北地方の吉林(きつりん)省。
延辺朝鮮族自治州という地域があり、
南側が北朝鮮と接しているので、
朝鮮料理の要素も入っています。

私は過去に、同じく北朝鮮と国境を接している
遼寧省の丹東(たんとう)
という場所に約20年前に行ったことがあります。

兄が仕事で丹東に行くということだったので、
私もそれに合わせて向かいました。

その時食べた料理で、
特に印象が強かったものがあったので、
あるかなぁ~?
と密かに期待に胸を膨らませていました。

炭火の焼き台、スパイスを見るだけで気分が躍ります。

こちらのお店の串は他とは一味違う。
なんと、自動で串が回るのです。

その様子はこちらからどうぞ。
↓↓↓
https://youtube.com/shorts/j3TRetX3Mn0

箸休めの凉拌黄瓜(キュウリの和え物)。

そして、ありました!
過去に食べた印象の強かったもの。

右の写真をご覧ください。
スンデという豚の腸に、豚の血ともち米などを混ぜた料理。
韓国版ソーセージといったところでしょうか。

私も、その当時は耳と目から入ってきた
情報では全く食欲が出なかったのですが、
食べて驚きました。

生臭さなど一ミリもなくて、
モチっとしていて優しい味だったのです。

こちらのスンデは自家製ということで、
お箸がすすみました。

インゲンと豚バラの炒め物。
ザ・東北料理ですね!
辛さはなくて、優しい味付けでほっこりします。

このお店のおススメ
米粉の皮で作った蒸し餃子。
中身はキャベツのキムチと高菜の漬物入り。
7cmくらいありましたが、
重くなくてペロッと食べられました。

写真の黒いもの…
蚕(かいこ)に挑戦!
思ったよりクセがなかったです。

柔らかいお餅の上に
ぱらっとした甘さ控えめのあんこがのったもの。
これ美味しかったなぁ。
甘すぎるあんこは苦手なので、
これが身近にあったらいいのにな。

そして、こちらが目玉の延吉冷麺です。

実は、佐藤さんが色々な冷麺を食べられて、
ここの冷麺ほど冷たいものはない!
と惚れこまれたもの。

こちらの冷麺の素晴らしさは、
私が説明するよりも佐藤さんが書かれた
記事をぜひ読まれてください。

東京に住んでいる方は、
きっと明日にでも足を運びたくなりますよ。

冷麺は韓国や北朝鮮だけじゃない!知られざる延吉冷麺の世界を『千里香 上野店』で学んできた | 80

佐藤さんは、多くのお店を取材され、
中華業界のシェフの方とも親交が深い方。

どうしてそんなことができるのか?
秘訣は何ですか?と聞くと

「情熱」

と答えて下さいました。

千里香さんへの取材も
スッといったわけではないと
教えて下さいました。

人の心を動かすのは
「情熱/パッション」

勉強になりました。

最後に3人でパチリ。
お忙しいところ貴重なお時間を
ありがとうございました。

貴州米線:菊下楼

場所:大塚

最終日、最後の食事。
米麺を勉強中ということで、
東京に行く前から、
佐藤さんの記事を拝見して、
絶対行こうと思っていたのがこちら。

オープン時間の11時半ちょうどに到着しました。

お店に入ると、店主がこう言いました。

今お店をあけたばっかりなので、
ちょっと待ってもらってもいい?

待つしか食べる方法はないので、待つことに。
中国タイムが流れている♪
メニューをじっくり見ながら待つことに。

米麺はこちらの4種類。
・贵州水城羊肉粉(汁あり羊肉米麺)
・贵州辣子鸡拌粉(鶏肉辛み炒め汁なし米麺)
・脆哨粉※(豚肉揚げ油かけ米麺)
・肉沫粉(豚ひき肉炒め汁なし米麺)

※脆哨(ツイシァオ)とは、
賽の目切りにした豚肉をカリカリに揚げて
醤油などで味付けしたもので、貴州では外せない食べ物。

これ以外にも一品料理もありました。
トッピングがトピイングになっていてかわいい。

贵州辣子鸡拌粉(鶏肉辛み炒め汁なし米麺)
トッピングにパクチーを頼みました。

パスタとうどんの間くらいの太さで、
もちもちぴゅるん
今までにあまり体験したことのない独特の食感です。
そして、貴州の辣子鶏は、四川のものとは全然違いました。

詳しい説明は、こちらの記事をご覧になって下さい。
ようこそ米粉の世界へ!貴州省のソウルフード「辣子鶏拌粉」と「羊肉粉」を大塚「菊下楼」で食べる | 80C

ツルツルと食べられて
お腹もしっかり一杯になります。

お米の麺で重すぎないのがいいところ。
私自身日本のラーメンは、
ずっしりお腹にくるので苦手なのですが、
この米麺は大丈夫!

深い、中国の食文化。
こんな感じで、東京旅では色々なものを
食し、五感で感じてきました。

東京に行かれた際、
ちょっとディープな中華料理が食べたくなった時の
ご参考になさってくださいね。

 

 

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