本日は、シルクロードの旅 第3回目です
前回まで見逃された方はこちら
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トルファンからウルムチにやってきました
ウルムチは新疆ウイグル自治区の自治区首府で
ウイグル族+少数民族と漢民族が約半々の割合です
2009年頃ウルムチで騒乱事件があったので
危ない場所として認識されている
方も多いかもしれません
幸いにも私が行ったのは2006年だったので
至って平和でした
建物や町、通りすがる人の雰囲気からすると
もはや中国ではない、異国に来た感じがしました
ごはんを食べに繁華街に繰り出すと
こんな感じであちらこちらに露店が出ていました
私たちの目当ては
そうこれ
ピーウェ(ビール)
露店だったので冷たいのはありませんでした、残念
中国のビールは「氷入れましたか?」
くらい薄いんですね
東南アジアのビールもそうだと思いますが…
でも
この烏蘇(うーすー)ビールは
麦芽濃度が比較的高くて
日本のビールに近い感じだったので
懐かしく感じました
そして
カオワップ(羊の串焼き)
その大きさにビックリ
中国沿岸部で食べる羊の串焼きは
竹串にちょちょっと肉が刺さっているくらい
(イメージ日本の焼き鳥の砂ずりくらいの大きさ)
だったのが
手品の時に使いそうな
金属の串に豪快に刺さっているではありませんか
しかもめちゃくちゃ柔らかい!
(沿岸部の羊肉は硬かったので驚きました)
私たちは一口でウイグルの羊の串焼きのとりこに♡
そして
今度はウルムチからカシュガルへ!
漢字で書くとこうなります
快速列車でも24時間かかります
50時間を経験していたので、半分の時間だしすぐ着くね
と時間の感覚がややおかしくなっていました
またもや寝台列車の向かいのウイグル族の方と仲良くなり
ハミ瓜という長細いメロンを分けてくれたり
ウイグル語って日本語と文法が似ているんだよ
と教えてくれたり
ウイグルの人は本当に優しいねと
友人と思わずほっこりしました
注目していただきたいのは
車窓から見える景色
なーんにもないのわかりますか?
ひたすらこの荒野ですよ
中国ってホントスケールが大きいですね
無事にカシュガルに到着しました
中国の西の端!
もうお隣はキルギスやタジキスタン!
ウルムチよりさらに異国感が強かったです
タクシーにのった時にある観光地に行きたくて
中国語読みをしたら全然通じず
カタカナで書かれた方を読んだら通じたという
もう中国語がほぼ通じない状態
それは飲食店でも同じでした
中国語は通じないので
知っているウイグル語の料理名を言うか
他のテーブルの人のあれが食べたいと言って注文するかでした
ラグメン
以前もご紹介したことがありますが
うどんのようなコシの強い麺にトマトをベースにした
野菜と羊肉の炒め物をのせたお料理
ターパンジー(大盘鸡)
これがめちゃくちゃ美味しいんですよ!
中にちょろちょろっと見えている
白い平たいものは実は麺なんです
じゃがいもと鶏肉と赤・青唐辛子などと
香辛料で煮込まれた具を先に食べて
終盤にこちらの麺を残ったスープと
かき混ぜていただきます
昨日同様
ブログを書いていると
食べたくなってきたので
再現してみました!
ターパンジー
現地のものより豪快さはないですが
豆板醤や唐辛子、花椒なども使うので
かなりスパイシーに出来上がりました
麺は別皿に盛って
最後にかき混ぜるスタイルに
手作り麺
豪快に混ぜます
あーこんな感じだった!
一人で懐かしみながらいただきました
ウイグルは人も優しいし
お料理も美味しい
しかも
中国にいながら違う国に行ったような
感覚も味わえるので
すっかりウイグルファン
になってしまいました
日本ではなかなか
ウイグル料理を出すお店は少ないですが
もし見つけて入ってみると
異国に言った気分になれるかもしれませんよ
是非探してみてください
私の中華料理教室でもいつかは
こんなマニアックなお料理を出してみたいと
ひそかに企んでいます✨
最後までご覧いただき
ありがとうございました