講師のプロフィール
はじめまして。
オンライン美・中華料理教室Éclat Shifu(エクラ シーフ)主宰の三村佳代です。
【エクラシーフの原点】
大阪府豊中市で生まれ。
3人兄弟の末っ子で兄が2人。
父は青果市場に勤め、母は専業主婦というごく普通な家庭で育ちました。
私の母の口癖は、化学調味料、合成着色料、保存料は体に悪い!
確かに言葉だけではなく、添加物たっぷりのお惣菜や冷凍食品が食卓に並んだ記憶はありません。
マ○○○○ドのハンバーガーを食べることも固く禁じられていました。
この母の教えによりできる限り体に優しい料理というのが私の原点となっています。
【人生のターニングポイント】
大学では中国語を専攻。
2005年から約1年半、西湖(せいこ)という
風光明媚な世界遺産があることで有名な中国の杭州(こうしゅう)へ留学。
その独特な文化にどっぷりハマり、
留学中には授業の傍ら、時間を見つけては中国各地の料理を食べ歩き、
23省、5自治区、4直轄市、2特別行政区の合計34の行政区のうち半数以上へ足を運びました。
※赤色の網掛けが、私が足を運んだ場所です。
中国には、南甜北咸,東辣西酸
(南は甘く、北はしょっぱく、東は辛く、西は酸っぱい)という言葉があります。
その名の通り、地域によって味付けが異なり、
日本に比べると味のバリエーションが多いのが特徴です。
日本にある食材でも、その切り方や調理の仕方が違い、
お箸が止まらなくなるものがたくさんありました。
中華料理は脂っこいというイメージが強いと思いますが、
私の中で中華料理は素材を最大限に活かすことができる料理です。
【コロナを契機に開業を決意】
人事部で給与計算を担当。
その後、約10年間海外部門を担当する部署で中国やベトナム、外国為替に関わる業務に従事。
事務、企画、営業などを経験しました。
2020年、日本政府から緊急事態宣言が発令
され不要不急の外出ができなくなり、これまで当たり前だった生活は当たり前ではなくなりました。
気分転換のショッピングもできない、
友達とカフェに行っておしゃべりもできないという自由に身動きが取れない状況。
正直かなりストレスを感じましたが外に出れない分おうち時間ができたので、
1日3食しっかり手を抜かずに料理を作るようになっていき…
不思議なことに3度の食事の時ばかりは、「美味しいなぁ、とっても幸せだなぁ。」
と自然と笑みになっていることに気づきました。
そして、しばらくしてからカラダ・お肌の状態がなんかよくなってきた?
と目に見えて変化を感じ、「食事の大切さ」に改めて気づきました。
これまで仕事に忙殺されて毎日の食事をないがしろにしてしまっていたことを反省。
そう!私たちのカラダは食べたものでできているのです。
緊急事態宣言が解除されても、コロナの感染が収まることはありませんでした。
この時、かなり直感的ですが、”世の中の潮目が変わった”と感じました。
今のままでいいの?
今時代に乗らないといけないんじゃない?
と自問自答する日々。
そして、段々と自分自身を幸せにした食で人を幸せにしたいと強く思うようになりました。
私は専門学校で料理を学んだり、飲食店での調理経験がある訳ではありませんが、
人生の約半分(20年)を中国と関りを持ってきました。
大学で中国語を専攻し、留学も経験、仕事でも携わってきたので、
そんな経験から「中国」=「中華料理」で勝負することを決意し、
動くなら今だ!
と2020年、12年半勤めた銀行を思い切って退職しました。
【帰国後、15年間の悩み】
中国留学から帰国後、日本には中国で食べた美味しい中華料理を食べられる場所がほとんどないということに気づき、自分で本場の料理を再現することを始めました。
基本的には満足していたのですが、自分が覚えている味と比べるとちょっとだけ何かが足りない。というのが私の悩みでした。
【運命的に出会った 中国×日本のハイブリッド】
起業を決意してから、香川県丸亀市の「料理教室まんまごと」德永 美希先生に師事し、
小籠包や肉まんなどの点心を学びました。
そこで教わったものは、糀を使った手作り発酵調味料で作る「発酵点心」
「発酵点心」は味が優しいのにしっかりとした
味わいがあり、私自身その美味しさに衝撃を受けました。
德永先生から教わった「発酵点心」を応用し、発酵調味料で中華料理を作ってみると
ちょっとだけ足りなかったものが解消され、見事に一発で味が決まるように。
この日本古来の「糀」と中国料理を掛け合わせた、
日本と中国の食文化がハイブリッドした中華料理
これを私は「美・中華料理」と名付けました。
この「美・中華料理」は、さらに中国の調理器具「蒸籠(せいろ)」を使って調理することで、
これまでの油ギトギト中華ではなく、
重ね蒸しによる「時短」とスチーム調理による「ヘルシー」を兼ね備えています。
単に美味しい中華料理を教えるのではなく、
現代社会にマッチしたものを提供し、働く女性の食事作りの悩みをなくしたい。
忙しくても、美しくいられるお手伝いをしたい、
働く女性を「食」から応援したいという想いから、
食べながら”キレイ”に
忙しい人を、”美しい人”へ導く
をコンセプトに、
また、中華料理を通して、女性がますます輝けるように
という願いを込めて屋号をÉclat Shifu(エクラ シーフ)としました。
éclat(エクラ)は、フランス語で「輝く」、
食府(シーフ)は、中国語で「食事をする場所」という意味です。
1人でも多くの女性にこの糀を使った発酵調味料×蒸籠を活用した「美・中華料理」を知っていただき、
実践していただくことでココロとカラダにひとつでも嬉しい変化を感じていただけたらと願っています。
【企業向けのレシピ開発も行っています】
下記写真はケンミン食品の社員様向けに中華料理教室を行った時のものです。
【私の中華料理作りに対する考え方】
引き続きお読みいただければ嬉しいです。
中華料理はハードルが高そう。とよく言われます。
でも安心してください。
私自身、少し理屈っぽいというのか納得しないと前にすすめないタイプで、
レシピに沿ってただ料理を作るだけでは満足できない性分です。
▶もっと上手く仕上げるにはどうしたらいいか?
▶どうしてこの材料が入っているのか?
▶どうしてこの順番に入れるのか?
というものを自然と求めてしまいます。
というのも「料理は科学」だと思っているからです。
例えば、とろみづけ。
どうして片栗粉を使うのか考えたことはありますか?
おそらく「とろみ付け=片栗粉」という漠然とした方程式が頭の中に
出来上がっているのではないでしょうか?
実は、それには理由があります。
その理由や特徴を知ると、実は片栗粉でとろみ付けするのに向いていない
ものもあることに気づけたりします。
「何気ないことに疑問を持ってみる」
中華料理に限らず言えることだと思いますが、
その「何気ないこと」を理解しているか否かで料理の楽しさや満足度が変わってくると思っています。
その理由が自分の中に落ちていると、次に作る時に忘れることがない上に、他の料理を作る時にも応用できます。
そういった「なぜ?」を学ぶことができるレッスン作りを心がけています。
失敗しにくいポイントやその材料を使う理由などをレシピや動画にも
できる限り落としていますが、やはり限界があります。
ご提供できる情報量は、動画レッスンと比べて
Zoomレッスンが圧倒的に多いです。
Zoomレッスンならその場で疑問に思ったことを解決できるので、
中華料理を本気でうまく作れるようになりたいという方には、
Zoomレッスンの受講をおすすめいたします。
糀のおかげで鶏がらスープの素は
使わなくてよくなりました。
糀は日本のものなのに、
中国本場の味がするのが不思議~。
中華なのに罪悪感がない。
と生徒様からお声をいただいています。
そんな「糀×中華」が気になる方は
一度体験レッスンを受講してみて下さいね。